全国2例目の区画整理会社施行による
貯木場の埋め立て再整備
大阪市住之江区の平林地区は、かつて貯木場として隆盛を誇っていましたが、事業環境の変化により貯木場水面のほとんどは遊休地となり、その有効利用が課題となっていました。
一方、過去の区画整理において地区内は公共施設が整備済みであったことから、水面所有者を主な出資者として区画整理会社を設立し、全国2例目となる会社施行による土地区画整理事業実施となりました。
区画整理後は、集約換地によりまとまった画地を創出することで企業誘致を実現し、平成28年度まちづくり功労者国土交通大臣表彰を受賞しました。
概要
事業名称
平林四号池東地区土地区画整理事業
施行者
平林土地区画整理株式会社
施行地区
大阪市住之江区平林北二丁目の一部
施行地区面積
約2.97ha
総事業費
約9.0億円
地権者数
4名
減歩率
公共減歩率 10.05%
合算減歩率 56.93%
事業パンフレット